KDDI総合研究所 叢書

KDDI総研叢書 発刊のお知らせ

『パーソナルデータの経済分析』

書籍情報
単行本(ハードカバー) 166ページ
出版社 勁草書房
ISBN-10 4326504153
ISBN-13 978-4326504152
発売日 2015/10/29

著者・内容紹介・目次

【著者】
高口 鉄平 静岡大学学術院情報学領域准教授
 

【内容紹介】
情報通信技術の進展により、住所やカード番号、あるいは検索や購入の履歴といった情報の提供・利用機会は増大した。本書は、個人情報保護法やプライバシー に関わる研究は多いものの、経済学的分析は進んでいないパーソナルデータの事業者にとっての価値、また提供者である消費者が抱く懸念や自らの情報の価値認 識について分析する。

【目次】

第1章 序:経済分析の必要性

第1章 補論 経済財としてのデータ

第2章 情報通信産業の構造と競争状況

第2章 補論 携帯電話の構成要素を例としたレイヤー間関係

第3章 プライバシー懸念の要因:利用者の分析①

第4章 スイッチングコストからみた経済価値:利用者の分析②

第5章 ビッグデータ市場の成立可能性:事業者の分析①

第6章 電力サービスにおける活用可能性:事業者の分析②

第7章 これからのパーソナルデータ活用に向けて

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